完全にペットボトル派だった私が水筒を買った話。

完全にペットボトル派だった私が水筒を買った話。

正直水筒ってダサいと思ってしました。
…持ち歩いてる方本当にすみません。

小学生の頃は遠足やら運動会のたびに持たされていたのですよ。
ちょっと大きくて、重いやつを。

ってなわけで、なんでダサいと思ってたのか?と、最近の水筒はイケてるって話。

その頃の自動販売機って缶ジュースが主流だったので、開けたらその場で飲まないといけなかった。
ただ、中学生くらいになると500mlペットボトルが売られはじめて、なんとなくクールだったんです(笑)(はい、調べたら大体の歳がわかります(笑))
そのあたりから、水筒を使っていなくて、ずっと最近までペットボトルを喉が渇いたら買ってそっから持ち歩くというスタイルだったわけですが、今更気づきました…なんか水滴つくし、
500mlペットボトル高くね?

そもそもなんで水筒ってダサいって思っていたのか?

子供の頃のイメージなので今同じ水筒をみても違うことを思うかもしれないけど、私の中の水筒のイメージってこうでした。

子供の頃に持たされてた水筒の特徴
飲むまでの工程が地味にめんどくさい
・デカくて重かった(たぶん小さいもので1L?)
・容赦無く1L詰められる上に、中身が入ってなくても本体自体が割と重い
・でかすぎてカバンに入らんから紐でぶら下げるとかダサい
・とにかく重いし、重いし、重い。

若い人とか、飲むまでの工程ってなによ?ってかんじだと思うのですが、

1 カップがわりにもなる外のフタを外す
     ↓↓↓
2 中蓋をくるくるちょうど良く回す
     ↓↓↓
3 裏返した外フタに飲み物を注ぐ

みたいな工程が必要で、地味にめんどくさかった(笑)
しかも中蓋がクセモノで閉め方が緩いと漏れる、父親が馬鹿力で閉めると今度は開かない(笑)みたいな代物だったのですよ。

そして、重さですよ。今より筋力もない小学生時代にあのでかくて重い水筒持たされてたわけですが、本当に嫌でした(笑)

中学生ぐらいの時に発売された500mlペットボトルの特徴
そのまま口をつけて飲めるのがクール!
・凍らせたら本体が冷たくて夏の暑い時期は気持ちイイ(最近はみなくなったけれどw)
・500mlくらいで持ち歩きやすいサイズ
・重さはほぼ中身だけ
・喉が渇いたタイミングで買えて、飲み残したら持ち歩くこともできるし、飲み終わったら捨てることもできる

500mlペットボトルがとにかくクールだったのですよ。

それは、おそらく時代の空気感とかもあって理屈だけじゃないところもあるんだと思うんだけれども、当時子供だった私だけじゃなくて割と親世代ですらそうだったみたいで、うちの親なんかもジムに持って行く飲み物を家でつめていくけど、詰める先は500mlペットボトルなんてことが多かったり、私と親の間くらいの年代の知人とかもペットボトルを持ち歩いている人多いよね。
500mlペットボトルが発売された当初の開けてすぐ飲めるけど、飲み切らなくてもイイ!みたいのがものすごく衝撃的で、その頃中学生だった私たち世代だけじゃなくて、もっと大人までハートを鷲掴みにした結果が、未だに猫も杓子もペットボトルはカッコイイ、水筒ダサいみたいな風潮だと思うのですよ。

私は運動部だったわけじゃないんだけれども、魔法瓶には絶対できないこととして、真夏にペットボトルごと凍らせておいて顔とか首にあてると涼しい!なんてのがあってね。
今でも中学生くらいだとやってたりするんだろうか?
まぁ、でも今でも夏場に遊園地に行くとか、ずっと外にいるならば凍らせたペットボトルも持っておきたい部分はあったりするのは確か。でも、もう使い分けができるくらいに水筒の方も進化しているのですよ。

水筒を持ち歩くようになって気づいたこと

THERMOS サーモス マグ 水筒
アイキャッチのオシャレ水筒は水滴つきそうだけれども、私が買ったのはこちらのTHERMOSサーモスの水筒だったりします。大きさ的にこれかなって選んだら350mlだったのだけれども、コップ一杯分くらいなので今のように猛暑だとちょっと足りないかもしれない…(笑)

水滴がつかない、安くなるはまぁ知っていたのだけれども、
水筒を持ち歩くようになって気づいたことは、今はペットボトルサイズの「マグ」と呼ばれるものが主流で、中蓋をくるくる回して、フタに入れて飲むのではなくて、口を直接つけて飲むのが主流なこと。

蓋をあけるのもワンタッチで楽でペットボトルのように蓋が落ちる心配がないこと。
そして、何よりぬるくなりにくいじゃん!
いや、昔の水筒も魔法瓶のものを持たされていたのでぬるくなりにくかったんだけれども、ペットボトル歴長すぎて忘れていました(笑)

水筒ってかなり進化してたのですね…。
むしろ進化してなかったのは私の認識でした。

会社に水筒持ってきてる人とか、節約のためにそうしてるものだと思っていたけれど、もちろんそれもあるにしろそれだけじゃないかもしれないということに気づいてしまった。

最近の水筒の特徴
フタがワンタッチで開いて、直接口をつけるものが多い、本体についているから落ちない。ペットボトルより飲みやすい!
500ml以下のサイズのものが多いなんならもっと小さいのもある
・昔の水筒もそうだったけど保冷保温できる
水滴がつかない
・ほぼ重さのないペットボトルと比べるのはアレだけど割と軽い
・500mlペットボトル買うよりコスパがいい

昔、水筒に対して抱いていた負のイメージだった部分が改善されていて、ペットボトルとは状況によって使い分けられる「ベツモノ」として昇華しているのではないかと思う。

そういえば、水筒こそ持ち歩いてなかったものの、会社にカフェのマグ置いて置いてスタバでそれに注いでもらってた頃もありました。いまどきの水筒って、密封できるマグみたいなかんじなんだよね。

若干パーツが多くてここはずせる必要あるの?みたいな部分もあり、洗うのがちょっとめんどくさいけれどね。

単価計算

おそらく、節約志向だけじゃないと使い始めてから気づいてしまったわけですが、それでも納得しない方のために一応私が買う前にしたコスパ計算載せておきます。

2500円(500ml)の水筒に家で2Lで150円の麦茶を入れた場合、
何回もっていけば500ml150円のペットボトルより安くなるか?

●1ml辺りの値段
150円 ÷ 2000ml =0.075円
150円 ÷ 500ml =0.3円

●何mlで元が取れるか?
0.3x=2500+0.075x
0.225x=2500
x=11111ml

●ペットボトルが1本500mlなので
11111ml ÷ 500ml = 22回

買ってしまった水筒が500mlかと思ったら、350mlだったので若干微妙な話になってくるけれど、
何れにしても2Lで150円の麦茶を500mlに小分けした場合約38円、350mlだと約26円だからかなり安い!
というか、1ヵ月間平日だけでも持ち歩くだけで元がとれるのね。

水がまずい地域にしか住んだことなくて子供の頃から2Lペットボトルのお茶とか水しか飲んでないので(まずいだけならともかく当時の家の水道水飲むと頭痛がしていたのですよ、子ども時代。今の実家や今住んでいる家は頭痛するってほどじゃないけどおいしくなはいよねと。)、水道水で麦茶を作った方が安いだろとかってツッコミは無しの方向で…実際に私自身、水は2Lペットボトル買うにしても最近では麦茶パックを水出ししてて、2Lあたり80円〜100円くらいでさらにもっと安いんだけど(笑)いいんです、そこは。

引越しの際にかなり断捨離をしていて、モノを増やすことに若干抵抗すら感じるのだけれども、ただ結局すてることになるペットボトルの量は2Lのものは週に1本ふえることになっても500ml×5本よりはちょっとマシなのかなとか。

最近では、夏場にちょこっと電車にのって買い物行くとかっていうときは、家で水筒にお茶を詰めて出かけています。余ったら、家でカップに注ぎ直して飲めばイイやみたいなノリで。不思議なもので、水筒持ち歩くようになったら、ペットボトルの150円が妙に高いように思えちゃって、よっぽどじゃなかったら買わなくなった自分の心境の変化にびっくり。
荷物が多い、増えるなどが分かっている出先、1日中荷物を持って歩かなきゃいけなくて少しでも軽くしたい場合とか瓶を持ち帰りたくないときは、今でも500mlペットボトルを買っているけれどね。

某リアルショップで比べてみた

色々好みがあるとは思うのですが、私が最終的に検討したのはこの二つでした。

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サーモス 真空断熱ケータイマグ 0.5L JNR-501(1個)

私が買ったのはこちらの350mlのタイプ。開き方がワンタッチ、直感的だったのでこちらにしました!

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象印 ステンレスマグ SM-SE48-BZ(1個)

ロックがスライド式で、こっちの方がいいなって人もいる気がするけれど直感的じゃないなと思ったのでものすごく悩んだ挙句選考から落ちたやつ。

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象印とサーモス。
使い比べてすらいないけれど、正直なところ、品質はざっくり両方変わらないと思います(笑)
たぶん、どっちを買ってもほとんどの人が満足。
決定的に違う点は、ワンタッチのボタンを奥に押すのか、下に押すのか(だった気がする…ただ実は開け方なやみました)?ってあたりと、
直感的にわかりやすい上に引っ掛けるアナログタイプのロックなのか、スライドさせるロックなのかってあたり。

本当に好みだと思うし、売り場で30分くらい悩んだんですよ(笑)
好きな色があった方でいいくらいなもんだと思う。

ただ、ロックの閉め忘れという言う意味では、きっと引っ掛ける方が直感的にしまってないなって思えるなと。
っていうことでサーモスにしました。国内メーカー応援したい気持ちはありつつも(笑)

ということで、1ヵ月使うだけで元が取れるのでぜひお試しあれ。

余談。小さいことはいいことだ!一口水筒

350mlでも小さいなぁと思っていたら、最近水筒売り場で賑わせているのが、本当に一口飲むだけの120mlボトル。

ジムに再入会しようと思いつつも、コロナは心配だしどうせちょこっと筋トレする以外はランニングして終わりなので、外をジョギングすれば良いかなと思っていて鍵とスマホくらいははいるボディバッグを購入しつつ、時期が時期なので、一応水分補給ができるものを持っておきたいと、東急ハンズにいってみたのだけれども、小さめのポーチに入るサイズ感的なところで120mlの中で検討しつつ、200mlのものに一目惚れしてしまった。

Check!
カフア コーヒーボトル

* 商品サイズ:約φ57×H140mm
* 重量:約165g
* 容量:200ml
* [内びん]ステンレス鋼(ふっ素樹脂塗装加工)[胴部]ステンレス鋼(アクリル樹脂塗装加工)[蓋]ポリプロピレン、ステンレス鋼(アクリル樹脂塗装加工)[飲み口]ポリプロピレン[パッキン]シリコーンゴム
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質感、色ともにピカイチで、しかも中はテフロン加工してるからコーヒーも入れれるよ!ってものらしい。(私は麦茶をいれるけれど)大きさ的にも値段的にもどうかなと思っていたわけですが、家に買って買って来てこれにしてよかったなと(笑)


予定よりは大きいとはいえ、容量が小さいだけでなく蓋の構造が中蓋なしにひねって飲むというシンプルなスタイルな分縦が短い。また、写真だと伝わりづらいと思うのだけれども塗装の質感・色ともにものすごくイイ。どの色も良かったのだけれども好きな色というほどでは無いけれど質感が物凄く良かったブルーを購入しました。

実店舗で、比較検討していたのものはこちらなのだけれども、比べるのが気の毒になるくらいに見た目の質が違うのよ。

Check!
poketle ポケトル s ステンレスボトル

* 商品サイズ:本体:φ42mm×H131mm 口径:φ31mm
* 重量:約115g
* 容量:120ml
* [内びん]本体:ステンレス鋼
フタ:ポリプロピレン
パッキン・底カバー:シリコーンゴム
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そして中を開いて見ると、外見だけでなく、キャップの中身を含めた圧倒的に違う出来の良さ。
値段が倍といっても店舗価格で2800円だったのでサーモスとか象印あたりの水筒とかわらないのだけれども(あくまでも2つ目の小さめサブとして使用頻度に対する値段がどうかなってあたりでした。)個人的には1500円程度の違いでこんなに違うの…ってレベルだったりして。でも、正直行く場所により、200mlで足りる場合はこっちをメインにしてもイイ!と思えるほどの品質だったのだよね。というか、アマゾンみたら、私が買った色だと1000円くらいしか変わらないのよね。(ただこの写真じゃ私は買わないと思う)大きさ的にOKだったら、カフアの方がオススメだなと思ったりするのですよ。

あくまでも、「コーヒーボトル」なのか、「水筒」などのワードではひっかからないからネットショッピングでサーチしている間はみつからなかったのだけれども、やっぱり検討したい場合は実店舗いくの必要だなとか。
まぁ隣の芝は青く見えるみたいなもので、もちろん知らないなら知らないで通り過ぎてしまえば、それはそれなのだけれども。

実際に買ってみて、1カ月目くらいの感想では、行く場所というかどれくらいの時間外にいるか?によるのだけれども、ジョギングだけではない普段使いにもカフアを持って行くことがものすごく増えたんだよね。
このブログを前の方から見ていただいている方ならご存知かと思いますが、私自身荷物が少なくい方とはいえないので、重さがものすごく気になるのですよ。で、ごくごく飲みたいとかではなくちょっと途中喉を潤せば良い程度の外出時間ならば200mlで良いなと(笑)使用頻度的にも良い買い物をしたなと思っています。

余談の余談。2L麦茶 vs 2L水+麦茶パックでの単価計算

この記事を一番はじめに書いた2019年夏は2Lペットボトルの麦茶を買っていたのだけれども、冬の間にハーブティーを水出しするということを覚えたワタクシは、2020年の夏は水こそペットボトルで買っていたものの麦茶はパックを買って来て水出ししていたわけですが、どの程度節約できたのか計算してみた覚書。
上の方にも書いたのですが、実家にいる頃から水のまずい地域にしか住んだことないので、ペットボトルの水を飲むことはデフォなので仕方ない。

★条件
2L水ペットボトル90円とする。
 (店によって税込85円だったり95円だったりするので間をとってます。)
2L麦茶ペットボトル150円とする
●水出し用ポットの容量700ml
●某スーパーのPBの麦茶パック 56個入り 150円


以上の条件で、麦茶パック56個使い切るまでにどれくらいお得だったかを計算。

●56個使うために必要な水の量
700ml x 56回 = 39200ml

●2Lペットボトル換算
39200ml ÷ 2000ml = 19.6本

●水出しの値段
90円 × 19.6本 + 150円 = 1914円

●2L麦茶の値段
150円 × 19.6本 = 2940円

●差額
2940円 ー 1914円 = 1026円


★おまけ 2L水+麦茶パックを小分けした場合

●500mlのときの値段
39200ml : 1914円 = 500ml : 24.4円

●350mlのときの値段
39200ml : 1914円 = 350ml : 17円

●200mlのときの値段
39200ml : 1914円 = 200ml : 9.7円

1本につき50円安いのはわかっていたのだけれども、56袋使うのに何リットルの水を使ったのかふわっとしていたので計算してみました。

1日に1ポットくらい飲んでいて、2ヵ月弱で1000円の差かと思うと思ったほど激安じゃなかったけど、水筒を持ち歩いてる vs 500mlペットボトルとの合わせ技だとそれでも月3000円くらい浮くので、悪くないななんて思ったりしたのでした。
これが4人分とかだと単純に4倍とかかかるところなので結構ちがうとおもうのだけれども、でも一人分計算だと500ml単価出しちゃうと逆に38円でも24円でもあんまり変わらないしどっちでもよくない?って感じがしてきてしまうのでした(笑)完全にチリツモなんですけどね。

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