実家でも使っていたし、前によくランチを食べていたお店のママにも言われていたので知っていたはいたのですよ。
テフロンフライパンの寿命って2年しか無いことを。
そして、テフロンフライパンの便利さも知っているのだけれども、敢えて別な選択肢をしてみようかなとおもったのでした。
ただ、ホームセンターへ行くとテフロン加工フライパン以外の選択肢ってないんですよね。
(ちなみにテフロン加工とフッ素加工どっちも同じものらしいです。)
そして、フライパン買う際にテフロン以外で以前検討していたのは、鉄製フライパンでした。
思えば物心がついた頃、家にあったフライパンは鉄製で小学生のころはアレでホットケーキとか焼いていたのだけれども、ただ、使い終わったら、すぐに洗って火であぶって水分を飛ばさなければ錆びる。
まぁ手入れがめんどくさそうだよね、と。
ただ、検索していたら、ステンレスのフライパンなんてものがあるのか!ということを知ったのです。ステンレスならステン(錆び)レス(ない)だけに錆びないじゃんって(笑)
ということで、今回はステンレスのフライパンの購入検討をしてみました。
今回もものすごく長いので、時間のない方はショートカットから適度に飛ばしてください(笑)
もう捨てようと思っているテフロン加工フライパン
さて、まずは捨てようと思っている方のフライパンからご紹介したいと思います。
見たいでしょ?2年ほぼ毎日使ったらどうなるか?
大半の方は見なくても知っているかと思うのですが、ほら個別商品に対してどうなのかとか(笑)
モノが何かと言うと、こちらの廉価版ティファールです。
Check! ティファール レモネード フライパン 21cm B20003 色: レモネード |
これとは別に、26cmで割と深くてカレーもできる感じの鍋兼フライパンみたいなものテフロン加工のもので持っているのだけれども、「一人分ちょっと焼きたい」くらいだと浅い21cmが小回りが効いて使いやすかったり。流しもものすごく大きいわけでは無いので、21cmくらいだと洗うのも楽だし、小さい分だけ軽い。
ということで、こちらばかりヘビーローテションで使っていました。
一つしか持たないとかいうのではなかったら、きっとあったらいいよねって思ったり。
捨てるし違うのに買い換える!なんて言っているわけだけれども、正直このフライパン駄目かっていうとそうではないし、ステンレスのフライパンがやっぱり評判通り焦げ付きやばい!となったら、もう一つ買ってしまうかも(笑)
ちなみに、あんまり使ってない26cmはまだまだ綺麗なので、テフロンはメインで使い倒すには劣化が早いけれど、普段使いと理由があってテフロンもっていうのは全然ありかなと思ったりしているのです。
まぁ、ただ今後別にそういうのは26cmでやればいいじゃんといえばそうなりそうな気もするけれども。
何が気になったって、別に焦げ付くとかそういうことじゃないのですよ。
むしろ調理中とか、場合により調理したものにそれほど香りがないものだと、フワッと香る洗剤のオレンジフレバー。
パンをトースターじゃなくてフライパンで加熱したりすることとかあるんだけれども、まぁマーマレードをつけるなら気にならないのですよ。でも毎回マーマレードなわけじゃないし、ピーナツバターとかもつけたいし…そして何より大丈夫なのかと(笑)
そんなこんなで、ふと匂いきついなと思って、水焚きしてみたのですよ。そしたら、大した量では無いけれど、灰汁のように浮く謎のオレンジ色のの泡。もしかこれ洗剤?(Joyのオレンジフレバーなのだけれども液体がオレンジなのですよ)まじ大丈夫?
あと、水焚き後、油のコーティングなくなったのをマジマジとみたら,,,
もうコレ駄目じゃない?これは捨てよう。
と、思ったのでした。
ただ、もう一度言っておきますが、もしかしたら私の扱いが悪かった可能性もあるけれど、このフライパン自体は悪いとは思わないんだよね。ボロボロになるまで使い倒していて、2年で買い替えと割り切るのであれば、軽いし、良い商品です。
ただね、親も捨ててたしアレなのだけれども、「調理器具とか長持ちしそうなのに寿命短く無い?」という違和感なのですよ。
一応こんなフッ素を自分でかけるタイプの商品とかフッ素加工をしてくれる業者さんとかいらっしゃるみたいなのだけれども1700円フライパンがもう一つ買えてしまう…うーん。
なってしまったので、一旦テフロンから離脱しようかなと思ったのです。
ネットで調べたステンレスフライパンの特徴
・鉄に比べると錆びない分手入れが楽。
・金属ヘラでガシガシいける。
・コーティング等されていないものは一生使える。
・テフロンフライパンに比べて焦げ付きやすい
・温度調整が難しい?
・アルミのフライパン(主にテフロン加工されてるもの)より重い。
子どもの頃、鉄からテフロン加工のフライパンに変わった頃の感動ってなんか覚えてるのですよ。
確かにスルッと卵焼きとかできちゃう。
ネット上の口コミをみると確かに焦げ付き面は気になるところではあるのだけれども、使いづらいっつーても子どもの頃はじめてさわったフライパンは鉄だったしいけるっしょ。くらいの勢いはちょっとあったりして。
あと、毎日使っていた方のテフロン加工のフライパンが噂通りの2年で寿命だなと思ったのは、割と空焚きしちゃってたかもとか、高温で使っちゃってたかもとかあって、それならむしろ無加工フライパンでいいのではないかとか、思う部分もあったんだよね。
ちょっと貧血の気があったりして、鉄のフライパンも悩ましいところではあったんだけれども、錆びるよね…。
というあたりで、やっぱりステンレスかなと。
購入検討したものステンレスフライパン
どれを買ったら良いのかわからなかったので、他のウェブサイトを参考にしつつ高すぎず安すぎずの線で調べて行くと、だいたい1万円弱だとこの3択なのかなというあたりで。
生産国 |
の価格 |
|||
---|---|---|---|---|
宮崎製作所 ジオプロダクト 服部幸應先生監修 |
日本製 |
|||
フィスラー | ドイツ製 |
|||
ビタクラフト | ベトナム製 |
元々はフィスラーとジオプロダクトで悩んでいたのですよ。
で、フィスラーの方はたぶん底がボコボコしている。それが良いのか悪いのか?ってあたりで。
ただ、日本の料理人はなんだかんだジオを使っている方が多いらしい。
気持ちがジオに傾く。
しかし、ネットの記事を読んでいて思ったのは、ジオかフィスラーか?ではなく、ジオかビタクラフトか?で論じている方の方が多いというか、フィスラー相手にされてなくない?
ということでさらに悩んでしまったのです。
どうもステンレスが、ジオやフィスラーが18-8なのに対して、ビタクラフトは18-10らしいのですよ。
ステンレスの質の話なのだけれども、詳しくはこちらを読んでいただいた方が良いかと思います。
材質Q&A(ステンレス)-料理道具のフクジネット
さらっというと、ビタクラフトの使っているステンレスの方が良い。って話みたいで。
ただなぁぁぁ、たかが1700円のフライパンを使ってた分際でその違いがわかるのか?とか考えるとビタクラフトは1ティファール以上高いし、ジオでいいかなと(笑)
あと、普段比較検討したときに日本製がベラボーに高くてものによってはその値段は出せないと思うことが多いのだけれども、候補の中で一番日本製が安かったら日本製選んでしまう(笑)
他に、私的に気になっていたのは、重さだったりします。
元々使っていたティファールは420gしかなかった。
しかし、ジオプロダクトの1490kgとは?
フィスラーは0.7kgなのになんでこんなに重いの?
でも、でも、よーーくみると、ジオプロダクトとビタクラフトは商品画像に蓋が写ってる。
蓋を除くと、やっぱりフィスラーの0.7kgくらいなのが妥当なのか。
実は、重さは買う前はググってもわからなかったのですが、今見つけました。1010gだそうです。
買う前にこの重さ知っていたらフィスラー買っていたかも(笑)
ただ、片手で持てないってほどではなくて、ずっしりくるけれどまぁってかんじです。
ということで、今回はそんなかんじで検討しつつジオプロダクトのものを購入してみました。
ジオプロダクト ソテーパン 21cm
今回購入したのはこちら。
Check! ジオ ソテーパン 21cm 1.8L GEO-21ST サイズ:43.8×22.8×9.5cm(フタ含む) |
一応実物を手にとってみれたらと思って近所のホームセンターにも行ってみたのだけれども、ジオのフライパンどころか、テフロンのものしかなかった。デパートまで行けばあるだろうけれども、もういいやってポチりました。
っていうか、フライパンコーナー縮小してました(泣)
コロナ以降謎なくらい混んでるのですよ。むしろ用事があったのが引っ越し直後だったので2年前は良く行っていたのだけれども、そのころよりも明らかに混んでいたこともあって商材かえてるかも。
届いたのがコチラ。
フライパンなのに、箱に入っているだと!?箱に思いっきり服部幸應先生のお名前が!
開封して見ると、フライパン本体、蓋、取り扱い説明書兼レシピブックの小冊子が入っていました。
蓋は凶器なまでに鏡面。
この後も実際に調理してみた写真などを盛りだくさんでお送りしますが、蓋は別のものを使って撮影しています。ごめんなさい、写せません(笑)それに普段使いは立つ蓋の方が便利なんだよなぁ。
以前使っていたティファールと比べて見ると、同じ21cmでも若干大きい。
柄については、斜めに切り上がっているのだけれどもだいたい3cmくらいティファールより長め。
実際に目玉焼きを焼いてみた。1回目
実は買うにあたって、いくつか動画を見た上で買っていたのだけれども、一応これをみつつ割といつも通りにやっています。
Youtube:出張料理人が教えるステンレスフライパン使い方:
ハレルヤ・パーソナルシェフ・サービス
ツイートにも書いてありますが、たぶん最初で最後のクッキング動画になるかと思うので、三脚なしで片手でiPhoneをもって撮っていたりしてお見苦しいですがご容赦を。せめてレンジ掃除くらいやってから撮ればよかった…。
1分超えない程度に編集していますので、動いてる方がわかりやすい方はどうぞ。
初ステンレスフライパンで目玉焼きを焼いた。twitterの動画ブログに貼り付けられるかな?ってテストなのだけれども、たぶん最初で最期のクッキング動画になるかと思うので、お見苦しいですがご容赦を。
記事は今頑張って書いてます。 pic.twitter.com/eAanYh8l6y— 道野まどか (@nomadougu) September 24, 2020
こんな感じで焼けました。
ちなみに持ち手の部分が金属だけど熱くならないかな?ってちょっと気になっていたのだけれども、少なくとも目玉焼きを焼いたくらいじゃ熱くならなかった。長時間使うとかだとまだ試していないので、ちょっとわからないけれども。
目玉焼きが剥がれないってほどでもないし、焦げ付き的にこんなもんかなと思ったのですが、このあと「いつも通りに」フライパンを洗ってみたわけなのですよ。
普通のスポンジだと落ちない。
マジか…。
メラミンスポンジでやったらするすると落ちたけれども、毎回やるのはちょっと面倒くさいし、たぶんこんなことは無いはず。
と思いつつ、説明書をみたら、ありました。
ああ、十分あったまったら弱火にしないとダメなのね。
服部先生ありがとぉぉぉぉぉ!
実際に目玉焼きを焼いてみた。2回目
今回は、フライパンがあたたまるまでは強めだけれども、その後弱火に変更して焼いてみました。
うちのコンロ最低ランクなのに、なぜか上に乗っかっているものの温度で勝手に火の加減を調整するのだけれども、常々思うけれどもあんまりいらない機能だと思う。弱くなったなぁと思ってそのままにしておいて、食材乗せて冷えると火力が強くなるんだよね。
あれだけ、1回目は蓋しまらないwとかやっていたのが、特に問題なくいったぜ!
そして、、、
焦げ付いてない!
そして、普通のスポンジでも綺麗になりました。
※なお目玉焼きはスタッフが二つとも平らげました。予熱時間自体が、ちょっとかかっているので(私はほんのり濡れた状態から加熱して、水が蒸発したら100度みたいに見てたりするわけですが、そこから水滴を落としてコロコロ転がる250度まで待つのでやっぱちょっと時間かかると思う)焼き始めてからは、テフロンより黄身への加熱が早かった気がする。というか2回目はほぼ半熟かなって思ったら、半分くらい固まっててびっくり。
まぁ一発でうまくいかなかったから、フライパンに合わせて自分をもうちょっと調教しなければいけない部分はあるけれども、テフロンのフライパンって2年が寿命っていうように、どんどん劣化するのですよ。
というか、私どれくらいの期間ハゲハゲのテフロンで料理してたんだろうかなんて思うのです。そしてあそこまでハゲてるとそこそこくっつくのですよ(笑)
それを考えると、ステンレスフライパン自体はこれ以上良くも悪くもならない。
ただし、自分が慣れることでもうちょっと使いやすくなるだろうし、フライパンの方がだんだん悪くなることを気にせずにそのまま使えるってものすごく良いことなんじゃないかなんておもったりするのでした。
2回目の感じなら十分に普段使いに耐えられるしね。
それにお値段的にも8年以上使わないと元が取れないのです(笑)
なお、このフライパン15年保証だそうで。
冒頭のランチを食べていた店のママは、「フライパンはテフロンのを2年くらいで使い捨ててった方がなんだかんだいいのよね。」なんてアドバイスをくれていたのに、それに逆らうように買ってしまったけれども、長く使っていきたいななんて思うのでした。
後日談:ステンレスフライパンに変えて1ヵ月目の話
ステンレスフライパンの使い方を覚えるのは、フライパンの使い方をちゃんと知るということにほかならないなぁなんて思っていたり。そしてこういう使い方をしていたら、おそらくテフロンフライパンももっと長持ちしただろうななんて反省すらしてしまったのですよ。私自身小学生くらいから既にテフロンフライパンをつかっていたけれど、一番初めは鉄から入っていたもののそれでもフライパンの使い方の基本ができていなかったなぁとか。
もちろん、裏を返せばテキトーに使っていてもこびりつかないというのがテフロンの魅力なのも確かなのだけれどもね。
一番初めの1回目に焦げ付かせた以外は、焦げ付かせていなくて慣れたら割と全然イケてしまうんだよね。
ポイントは、あたたまるまではある程度火が強くてもいいけど(それでも中火推奨らしい)
あっためたら弱火にしてから食材を入れる!
本当にそれだけ。しかもいままでより、料理自体も焦げ付かずにこんがり焼けるようになって、前よりもおいしい。たぶんアルミがメイン原料のテフロンより蓄熱はされてるなって、ちょっと時間が経ってからフライパンを洗う時に思うのでそのあたりもあると思う。
ちなみにちょっと重いかもって思っていたのも、21cmくらいだと激重ではないので、慣れれば全然平気。
ただ、今でもパスタソースに絡めたような時に、ソースも皿に流し込むとかっていう場合は片手だとちょっと重いなんておもうのだけれども。
手入れについては、ステンレスは洗剤を使って良い派と使ってはいけない派とネットを見ている限り分かれていて、結局どっちなんだろうなって思いつつ、半々くらいで洗剤を使って洗っているのだけれども。
まだ新しいので、週1回程度はメラミンスポンジでこすったりして綺麗に保つ努力してるのだけれどもそのうちどうでもよくなるかも?なんておもいつつも(笑)でも、もうフライパンを買い換えないでも良いって思えたので、これからもこのフライパンを使っていきたいななんて思ったのでした。
家電よりも寿命が短いフライパンってなんなの?って思っている方は是非試してみてはいかがでしょうか?
Check! ジオ ソテーパン 21cm 1.8L GEO-21ST サイズ:43.8×22.8×9.5cm(フタ含む) |
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